膝の腫れの原因と疑わしい病気
  1. 膝の痛みや違和感、よく見たら腫れてる?膝の腫れの原因と疑わしい病気

膝の腫れの原因と疑わしい病気を紹介!

膝の腫れの原因について

膝に表れる症状としては、腫れや痛み、しびれなどいろいろありますが、こちらではまず腫れについてその原因や症状、対処法などを探ってみたいと思います。

膝が腫れるといっても、打撲による腫れや炎症による腫れ、あるいは腫瘍によるしこりなどその内訳はかなり様々です。ぶつけて腫れたのであれば仮に放置してしまったとしても時間が経てば治るかもしれませんが、靱帯の損傷や軟骨の変形などによって炎症を起こしているであれば放っておくと悪化してしまいますし、またしこりが悪性腫瘍だったりした場合は一刻も早く治療を始めなければなりません。

いずれにしても放置しておいていいことはありませんので、膝が腫れていることに気がついたらまずは病院へ行きましょう。では次に膝の腫れが起こっている場合に可能性が疑われる病気にはどんなものがあるかを見てみましょう。

膝の腫れの原因や疑わしい病気

膝の腫れと痛みはほとんどセットで起こることが多いと思いますが、中には腫れだけの症状があって痛みを伴わないものもあります。そしてその背後には病気が隠れていることも。ここでは腫れを中心とした症状を伴う病気にどんなものがあるかを見てみます。

変形性膝関節症

→長年の使用または怪我が原因で膝関節の軟骨がすり減る疾患です。膝の痛みの原因としてよく見られる病気ですが、初期には痛みがなく腫れが見られることが多いようです。

糖尿病性神経障害

→糖尿病になるとその合併症の1つとして末梢神経障害が起こることがあります。手足の痺れなど感覚が麻痺する病気ですが、ひざに腫れとして表れることもあるようです。

アルコール依存症

→アルコール依存症がひどくなると手足にしびれが生じることがあります。それが膝に出た場合にはまず腫れの症状が起こることがあります。

ビタミン欠乏症

→主にビタミンDが欠乏することにより、骨粗鬆症や軟骨組織の石灰化が起こり、それによって関節が変形して変形性膝関節症と似たような症状が起こります。

結核性関節炎

→血液を介して結核菌が関節に入り込み、その結果として骨や軟骨が破壊されることがあります。多くの場合は腫れと痛みが同時に起こるようですが、腫れだけが出る場合もあるようです。

膝が腫れたときの対処法

膝が腫れたときの対処法

膝が腫れている場合、ぶつけたのかと思ったら病気にかかっていた、ということも十分考えられますので、まずは医療機関へ行くことをおすすめしますが、腫れがひどいときにはまず応急処置が必要ですよね。その場合、熱を持っているようであればまずは冷やすことが重要。アイシングや湿布で炎症を抑えれば多少動きやすくなります。

血行不良が原因で腫れが生じている場合には温めて血行を促進する必要がありますので判断が難しいところですが、①熱を持っていたら冷やす、②腫れだけの場合は温める、と考えておけばいいと思います。ただし、動けるならばできるだけ早く病院へ行ったほうがいいですね。

病院へ行く場合、膝が腫れているなら整形外科かな?と思いますが、上記のような内臓疾患が原因の場合には見過ごされてしまう危険性もありますよね。その辺りの判断は医師によるところですが、心配ならば「総合診療科」へ行くのがおすすめです。しかし総合診療科があるのは大学病院ばかりで最近は紹介状がなければ受診できなかったり、高額な初診料を取られたりします。そう考えるとやはり普段からいろいろ相談できるかかりつけのお医者さんがあるといちばんいいですね。

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