膝の痛みの原因と対処法を紹介!
  1. 膝の痛みの原因と対処法・治療法

痛い膝の痛みの原因と対処方法を紹介!

怪我や事故などによる膝の痛みと対処法

怪我や事故などによる膝の痛みと対処法

膝が痛むことの原因として、スポーツなど体を動かしているときに起こる怪我や事故によるものがあります。その中にも一度に大きな衝撃を受けて発症するものと、長く駆使し過ぎることによって起こるものがあります。

「スポーツ外傷」〜運動中の怪我によるもの

→半月板損傷・・・膝関節の軟骨組織である半月板が欠けたり断絶したりする

→靱帯損傷・・・膝に4本ある靱帯のいずれかが切れたり破れたりする

「スポーツ障害」〜運動を長く継続的に行うことによるもの〜

→腸脛靭帯炎・・・大腿骨の外側にある腸脛靭帯に炎症が起こっている

→膝蓋腱炎・・・膝の皿とすねの骨をつないでいる膝蓋腱に炎症が起こっている

→タナ障害・・・膝の皿と大腿骨の間にあるタナに炎症が起こっている

→鵞足炎・・・膝の内側にある腱の部分に炎症が起こっている

→オスグッド病・・・膝の皿の下の骨が変形・膨張し、刺激に敏感になる

→離断性骨軟骨炎・・・骨の先端の軟骨が壊死して剥がれ落ち、膝が動かせなくなる

→膝蓋軟骨軟化症・・・膝の皿の裏の軟骨がすり減り炎症を起こして変形する

→膝蓋骨不安定症・・・膝の皿が動く範囲が広がり、脱臼しやすくなる

こうした明らかな損傷が起こっている場合には、必ずお医者さんに診てもらって適切な処置をしなければなりません。激しい痛みを伴う場合でなくても、異常を感じたらすぐに医療機関をたずねましょう。治療法としては装具療法や温熱療法、ストレッチなどの運動療法、あるいは手術療法などがあります。

膝の使用や加齢による膝の痛みと対処法

特に激しいスポーツをしているわけでもなく、怪我をしたわけでもないのに気がつくと膝が痛い・・・という場合は、日常的な膝の使用によって起こる疾患であることが多いようです。それぞれどんな状態のものかを簡単にご紹介してみます。

変形性膝関節症

→加齢により膝が痛む人の多くが罹患していると言われる関節症。膝関節の骨や軟骨がすり減ったり古くなって脆くなったりしている状態。立ったり座ったり歩いたりなど、膝を動かし始めるときに痛みが生じる。

膝蓋大腿関節症

→膝の皿と太ももの骨の関節に炎症が起こり、痛みや腫れを生じる。皿が外れそうだったり、こわばったりしたような感覚が伴う。

膝蓋骨不安定症

→スポーツ障害としても診られる症状で、膝の皿が外れそうな不安定な感覚を覚えたり、実際に外れて腫れや痛みを感じたりする。

激痛を伴う場合や腫れがひどい場合はただちに医療機関を受診しましょう。消炎鎮痛剤やステロイドなどを処方してもらって症状を抑え、運動療法や温熱療法などの保存的治療を行うのが一般的であるようです。こちらは長期的あるいは慢性的な痛みであることが多いので、ある程度は生活習慣の中で自分で対処していく方法を見つける必要があります。

病気や生体機能の異常による膝の痛みと対処法

病気や生体機能の異常による膝の痛みと対処法

病気が原因で膝の痛みにつながる、あるいは生体としての機能に異常が発生して膝が痛むというケースもあります。膝に異常を感じる病気は実はとても多いのですが、そのうちのいくつかを紹介します。

化膿性関節炎

→関節の中に細菌が侵入することで炎症が起こり、関節が化膿する病気。膝の関節に腫れと強い痛みが生じるほか、震えや発熱など風邪のような症状も併発する。膝の怪我や手術などが原因で起こりやすい。

骨軟骨腫・骨肉腫

骨の表面や内部にできる腫瘍。骨軟骨腫は良性の腫瘍で膝の周辺に硬く腫れたようなしこりが見られ、大きくなると膝に痛みを生じる。骨肉腫は悪性腫瘍で骨軟骨腫と同様に膝が腫れ、熱を持ったり軽い痛みを生じることもある。

関節リウマチ

→免疫システムの異常によって関節が炎症を起こし、関節が機能しなくなる病気。指や手首、ひじ、ひざなど全身の関節に生じる。動かさなくても痛み、動かすとさらに強い痛みが生じる。

ただちに手術が必要な場合もあれば、治療法がなく、日常的に痛みをできるだけ抑えるほかない病気まで様々ありますが、放置しておいたことで進行する場合もありますので、いずれにしてもまずは医療機関をたずねることが重要です。

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