膝の痛みに効果的と言われている
「コンドロイチン」について
コンドロイチンとは?
コンドロイチンは、コラーゲンやヒアルロン酸と同じく細胞と細胞の間に存在するムコ多糖の一種です。コンドロイチンという名前はギリシャ語で「軟骨のもと」という意味で、19世紀半ばに動物の軟骨から最初に発見された成分だそうです。ヒトの体内においては、軟骨をはじめ皮膚や血管壁、靱帯、眼球、角膜、粘液など様々な場所に存在します。
コンドロイチンは、軟骨を構成するその他の成分と同じように細胞間に存在して周囲の細胞への水分・栄養補給を行いながら、その組織の保湿性と弾力性を保つ働きをしています。
しかしこれもまたその他の成分と同様に加齢と共に体内における産生量が減少し、45歳以上になると必要な量の20分の1ほどの量しか作られなくなると言われています。そして著しく不足することによって関節痛や腰痛などの不具合を引き起こすため、こちらも中高年になると積極的に摂取する必要がある成分の代表格です。食品では納豆やオクラ、フカヒレ、山芋などに含まれています。